ことしも「浪費」のシーズンが到来。無買デーの週末には、
おなじみの禅タクロースが、京都最大の繁華街、阪急デパートの前で瞑想しました。
一番多い時で4人のゼンタが並びました。午後1時から6時まで。助手の要請が
パンフレットを配ります。どうやら「無くていいもの買わない日です」と大きく書いてある
のがひとびとの気を惹いているようです。
ことしは他にも、ダンスをするサンタのパフォーマンス、カラフルな地球をあしらったバナー、無買デーへの
メッセージが書けるサインブックなどを用意しました。
メディアの報道について
デイリー読売と、FM Kokolo、そして独立系ラジオ放送局が無買デーを取り上げてくれました。 残念ながら日本語のメディアは関心を示してくれませんでした。京都新聞は 無買デーを報道しないことについて、「経済に悪影響を与えるものは報道しない」と言いました。 あきらかに主要メディアの役割は、ひとびとの幸福について伝えたり、経済そのものについて 論じたりすることではないようです。むしろ消費者というヒツジの群れを誘導することにあるようです。 『買え。考えるな。買え』というわけですね。経済成長だけを心配し、経済成長が社会や地球環境に与える 影響については心配していないようです。「無買デーは経済にとって悪いことではない」と 論じようとしましたが、無駄でした。
世界にはばたく禅タクロースことし、禅タクロースは、北米や英国にも出現しました(もちろん、奈良、京都、東京近辺にも出没しました)。 この場を借りてお世話になった皆さんにお礼を申し上げたいと思います。 ZENセンターのMauraさん。禅タクロースの木彫り人形を造ってくれた Cameronさん。その写真をとって くれたChrisさん。禅タを「ベスト・カルチャー・ジャム・オブ・ザ・イヤー」に選び、2002年の カレンダーのカバーに使ってくれたアドバスターズ財団。写真を記事にしてくれたUK daily Guardian(英国の 新聞)、そしてその他のたくさんのひとびと! 禅タの静かでおだやかなイメージが、 無買デーを広めるのに適していると皆さん考えて頂いているようです。喜ばしいことです。
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東京での禅タクロース(写真付き!)
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無買デーの「非CM」が東京・渋谷の巨大ディスプレィとCATVで放映されました!