私たちがムーブメントのために作っているシンボルやスタイル、スローガンは企業の広告にも利用されやすいのです。禅タクロースもいつの間にか、ものを売るために利用されるのではないかと心配に思いました。そこで、著作権(C)をつけようという考えが出てきました。しかし、そうすると無買デーを純粋に広めるために、ゼンタのパフォーマンスやポスターを使うこと自体が違反になってしまいます。それでは困ります。そこで出てきた解決方法がcreative commonsのライセンスで、非商業的な利用……商業的な利用を禁止するというものです。これこそまさに私たちの考えにぴったりでした。ただの約束事であって、実際にはあまり意味がないといわれそうです。けれども、極端に商業化した文化には注意しながらつきあわないといけないと思います。そうすれば無買デーの活動は商業化から守れるはずです。そして「お金儲け中心社会」から「公正・心の豊かさ・平和を大切にする社会」に変えることができるでしょう。